北タイ料理3品は、心を込めてペーストから手作り! Lコース第4回のご報告
東京池袋にある、タイとタイ料理を愛する方達が集う楽しい空間です。
Lコース第4回は、北タイ料理3品を作りました!
日本では、あまり馴染みのない北タイ料理。
一品だけ断トツ有名なのが「カオソーイ」ですが、皆さん北タイ料理と意識しているわけではないようですね。
さて、今回ご紹介した料理は、
*ゲーン・オム(北タイの豚煮込みカレー)
*タム・カヌン(ヤングジャックフルーツのサラダ)
*エップ・プラー(魚の蒸し焼き)
*ゲーン・オム(北タイの豚煮込みカレー)
皆さんがご存知なのは、たぶんイサーン地方のゲーン・オムなのでは?
肉と野菜がいろいろ入って、パララーで味付け、ホーラパーやメンラックも入る、具材たっぷりのカレーですよね。
北タイのゲーン・オムは、名前は同じでも、随分内容が違います。
様々なハーブをひとつひとつクロックで潰したペーストと豚肉と内臓をことこと煮込んでいきます。
トッピングは、バイマックルーとパクチーファランなど。
ほんとうにシンプルだからこそ、ハーブと豚肉の旨味をじっくりと味わえるカレーです。
内臓(今回はモツとハツ)が入っているし、皆さんの反応はどうかな?と少々心配したのですが、
とても美味しい♪と喜んでいただいて、ホッとしました。
*タム・カヌン(ヤングジャックフルーツのサラダ)
未熟なジャックフルーツのサラダです。
サラダ? 炒め物? 位置づけが難しい料理です。
炒ったプリックヘン、プリックチーファーヘンとハーブを石うすで潰します。
茹でたジャックフルーツも潰して、豚肉を炒めて、ペーストを混ぜ合わせて、更に炒めます。
手間がかかる料理ですが、手間をかけた甲斐がある、味わい深い一品です。
*エップ・プラー(魚の蒸し焼き)
またまた手作りのペーストとミンチした魚、卵を混ぜたものを、バナナの葉で包んで蒸し焼きにします。
バナナの葉の包み方を一捻りしたので、焼き上がった時に、真ん中がふっくら割れて可愛い感じになりました。
魚に関しては、タイと日本では随分違うので、今回は油がのったブリを使ってみましたが、これが良い感じに仕上がりました。
Lコースに参加してくださっている生徒さんは、皆さん180~200品は習得されているので、新しいメニュー選びが大変です。
北タイ料理は、ペーストから作るものが多く、しかも手間をかけても、出来上がりの色合いが地味なものが多いのです。
今までご紹介せずに来ましたが、今年2月にチェンマイに行った時にタイ語のテキストを読み解いたこともあり、そろそろ北タイ料理をご紹介しようと思ったのでした。
3品すべてのペーストをクロック(石うす)で潰して、その他の工程も手間がかかるものばかりなのに、
皆さん苦にもせず、もくもくをハーブを潰して、バナナの葉をあぶって、形を作って・・・
いつもよりは少々時間がかかりましたが、見事に3品美味しく仕上げることが出来ました!
素晴らしい!!!!!
皆さんがここまで腕を磨かれたとは!!!!!
美味しく仕上がった北タイ料理3品に、一番感激したのは講師自身でした(^O^)/
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